ビューホットは、わきがや多汗症の原因となる、わきの下の皮膚内側の「アポクリン汗腺」や「エクリン汗腺」にピンポイントで高周波(RF)を照射してこれらの原因汗腺を破壊し、汗や臭いの症状を治療する最新治療器です。
「わきが」や「多汗症」は、わきの下の皮膚の内側に汗を出す皮膚腺である「アポクリン汗腺」「エクリン汗腺」の2種類の汗腺が原因です。わきが治療はこの汗腺の働きを弱めることを目的にしています。
これまでのわきが・多汗症治療機器には、レーザー、超音波、高周波などを用いた治療器などがありますが、これら従来の治療機器では熱エネルギーの照射が原因組織に直接行われないため、原因となる汗腺だけではなく、その周囲の皮膚や筋肉、神経など広範囲にわたり熱損傷をあたえるため出力が強いと強いダメージとなり、その結果長期間わきの下の皮膚がこわばる、神経損傷や筋肉損傷が起こるなどの可能性がありました。
ビューホットは汗腺組織をピンポイントで狙い撃ちできるため、そういったリスクが大幅に減少し、効果を高めることができる治療です。
ハンドピースの先端から高周波の照射針が出てきます。照射針は先端からのみ照射される特殊な絶縁針を使用し皮膚表面への熱エネルギーによるダメージを防止します。
照射針の深度は0.1mm単位で微調節が可能で、深度によって照射出力を変えながら高周波を照射することができます。
これにより異なる深さに位置する「アポクリン汗腺」「エクリン汗腺」にピンポイントで照射できるようになります。
ハンドピース先端には冷却板が取り付けられており、接地面の表皮層を急速に冷やしヤケドを防ぎます。また、針の挿入時の痛みも緩和させることができます。
表皮層を冷却しながら照射針を刺入して、狙いの深度で高周波を照射します。
照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えて刺入し、各深度で適切な出力に調節して高周波を照射します。浅めの深度では皮膚のヤケドを予防するためにやや控えめの出力で主にエクリン汗腺を狙い撃ちし、中層~深めの深度では出力を上げて主にアポクリン汗腺を狙い撃ちします。
従来型の針付き高周波治療器は高周波が放射状に照射されるので、針の深さを変えて照射しても、タテ方向にムラなく照射するためには高周波の重ね打ち部分ができてしまい、トラブルが起こりやすくなります。また照射針間に高周波が届かない部分も出来るので、ヨコ方向に照射漏れがあります。ビューホットなら高周波がタテ方向ではなく、ヨコ平方向に広がるので高周波の重ね打ちが減り、ヨコ方向にも照射漏れが生じにくく、ムラがない施術が可能になりました。
一般的なわきが・多汗症の手術 | レーザー装置によるわきが・多汗症治療 | 新わきが・多汗症治療ビューホット | |
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切開 | あり | あり | なし |
施術時間 | 80分~120分 | 50分前後 | 15分前後 |
術後ケア | 1週間以上固定 | 必要なし | 必要なし |
入浴 | 固定中は患部をお湯につけられない | 当日から全身シャワー浴が可能 | 当日からシャワー浴が可能 |
傷跡 | 切開の傷が残る | ごく小さなもの(次第に消える) | 傷跡は残らない |
日常生活 への支障 | 脱毛や色素沈着 | 熱傷や再発が懸念される | なし |
銀座みゆき通り美容外科は、開院以来10年にわたりわきがの治療を行い、様々な治療のノウハウを蓄積してきました。ビューホット治療については国内で2番目に早く導入し、治療方法、照射のノウハウなどを多く持っています。
また、一部では看護師がビューホット照射を行なうクリニックがあるようですが、当院では経験豊富な医師が診察から実際の照射までを責任もって行ないます。ご希望により、男性医師・女性医師を選んでいただくことも可能です。
※承認を受けていない医療機器・薬剤について個人輸入された医薬品の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html