最近の子供のいじめとは怖いものです。
わきの臭いが原因で、それまで仲が良かった友達から、ある日突然いじめの対象にされる場合があるようです。
その結果、学校に行くのが嫌になり引きこもりになった、自殺も考えた、そのようなご相談を受ける事もあります。
また一方では、多感な思春期にわきが症状が発症し、家族にも相談できず1人で悩みを抱えてしまう場合もあるようです。
以前は、わきが症状はわき毛が生え始める頃に発症し、成長とともなって臭いが徐々に強くなってくるというのが一般的でした。
このため成人してから治療を考えるのでも、全然遅くはありませんでした。
しかし最近は食生活の変化などにより、低年齢でもわきが症状が発症する率が高くなってきています。
そして前述のように、臭いがいじめの原因になることが珍しくありません。
わきが治療を無理に急ぐことはありませんが、もしわきがの臭いがお子様の精神的負担になっているとしたら、悩みが深刻になる前に、一度当クリニックにご相談ください。
お子様に臭いの自覚や、臭いを治したいという気持ちがあれば、お子様であっても手術でわきがを治すことは可能です。
もちろん、その場合も健康保険適応でのわきが手術が可能です。
但し、成長期での治療は再発の可能性もございますので、積極的にはお勧めいたしません。